慢性上咽頭炎・Bスポット法
慢性上咽頭炎・Bスポット法

慢性上咽頭炎・Bスポット法(EAT:上咽頭擦過療法)について
長引く後鼻漏、痰、のどの違和感でお困りの方へ。
「痰がいつも絡む」「鼻水がのどに流れる(後鼻漏)」「何度も咳払いをしてしまう」「のどの違和感が続く」などの症状は、慢性上咽頭炎が関係していることがあります。上咽頭は鼻の奥にある部位で、炎症が長く続くことで、のどの違和感や後鼻漏、慢性的な咳払いなど、さまざまな症状の原因となることがあります。
恋ヶ窪メディカルクリニックでは、鼻やのどの内視鏡検査を行い、上咽頭の状態を詳しく確認します。慢性上咽頭炎と診断し、治療の適応があると判断した場合には、Bスポット療法(上咽頭擦過療法:EAT)をご提案しています。
また、後鼻漏やのどの違和感は、副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎、胃食道逆流症(逆流性食道炎)、感染症などが原因となることもあります。当院では耳鼻咽喉科・内科の専門性を生かし、必要に応じて内視鏡検査や血液検査などを行い、症状の原因を総合的に評価します。Bスポット療法は、通常1〜2週間に1回を目安に行い、まずは10回程度の治療を目安としています。その後は症状や診察所見を確認しながら、治療回数や間隔を調整します。
東京都国分寺・西国分寺周辺で長引くのどの違和感や後鼻漏、痰などでお困りの方は、西国分寺駅から徒歩3分の恋ヶ窪メディカルクリニック西国分寺駅前院にお気軽にご相談ください。
慢性上咽頭炎に関して、このような不調や長引くお悩みがある方は無理をなさらずご相談ください。
慢性上咽頭炎は、単なる喉の不快感として片付けず、局所の客観的な内視鏡観察と定期的な殺菌・消炎処置が極めて重要です。早期介入により上咽頭粘膜の正常な免疫機能を維持でき、将来的な慢性疲労や重症な病巣疾患のリスクを予防することができます。ライフスタイルに合わせた通院スケジュールや併用療法をご提案いたします。症状が悪化して生活に重大な支障をきたしてから治療を開始するのではなく、違和感を覚えた初期段階から管理を始めることで、将来の重篤な合併症発症率を大幅に下げることが医学的に立証されています。
当院の専門外来では、細径の電子内視鏡(ファイバースコープ)等を用いて、直接上咽頭の粘膜状態(発赤、浮腫、粘液の付着、出血のしやすさ等)を詳細に観察・診断いたします。最新の内視鏡画像をもとに、どの部分にどの程度の慢性炎症が潜んでいるかを可視化いたします。検査結果は画面を用いて丁寧にご説明し、患者様ご自身が現在のお身体の状態を正確に把握し、治療へ前向きに取り組めるよう配慮しています。
日本病巣疾患研究会および最新の耳鼻咽喉科関連ガイドラインに基づき、単に処置を行うだけでなく、上咽頭洗浄(ハナノア等の鼻うがい指導)や生活習慣改善、必要に応じた漢方薬・抗アレルギー薬の併用など、患者様一人ひとりの状態に合わせた包括的なケアを行います。Bスポット法は処置時に一時的な痛みや出血を伴うことがありますが、これは粘膜に強い炎症が存在する証拠でもあります。治療を重ねるごとに炎症が治まり、痛みや出血が減少していく変化を共有しながら、根気強く伴走いたします。
また、当院は地域医療における一次診療機関としての役割を果たしております。万が一、内視鏡観察や経過観察において、上咽頭腫瘍や特殊な肉芽腫性疾患、重度な副鼻腔炎の併発、あるいはIgA腎症に対する扁桃摘出+ステロイドパルス療法などの高度な専門医療が必要と判断された場合には、近隣の高度総合病院や大学病院、専門医療機関と迅速に連携を取り、スムーズにご紹介(高度医療連携)できる体制を整えております。初期対応から専門外来への橋渡しまで、患者様が迷うことなく最適な医療を受けられるよう伴走いたします。

鼻から細いカメラを挿入し、上咽頭粘膜の発赤、腫れ、出血の有無を正確に確認します。隠れた炎症やポリープ、腫瘍などの病変がないかを鑑別し、Bスポット法の適応を正確に評価いたします。
1%塩化亜鉛溶液を塗布した綿棒を、鼻および口の両方から上咽頭へ直接アプローチし、粘膜全体を丁寧に擦過します。擦過による局所刺激作用と塩化亜鉛の収れん・消炎作用により、うっ血を改善し免疫機能を正常化させます。週1〜2回程度、計10〜20回程度の継続治療が標準的です。
局所の炎症改善に伴い、後鼻漏や喉の痛みだけでなく、頭痛、全身倦怠感、自律神経症状の回復度合いを定期的に評価します。IgA腎症やアトピー性皮膚炎などの病巣疾患をお持ちの方には、主治医の専門医療機関と連携しながら経過を追跡いたします。
通院処置と並行して、ご自宅で行える生理食塩水を用いた上咽頭洗浄(鼻うがい)の正しい手技を指導します。さらに、粘膜を乾燥から守る加湿対策や、炎症を抑える漢方薬、消炎酵素剤等の併用により、早期の炎症鎮静を総合的にサポートいたします。
Bスポット法を一定期間実施しても改善が乏しい難治性病変や、上咽頭生検が必要な疑わしい腫瘍病変、腎臓内科・皮膚科での専門加療(扁桃摘出術など)を要する場合は、高次医療機関へ速やかに紹介・連携を行い、途切れのない一貫した医療を提供します。
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